歯ぎしり・食いしばり(睡眠時ブラキシズム)とは?

睡眠中の歯ぎしり・食いしばりは「睡眠時ブラキシズム」と呼ばれます。主にストレス、飲酒・喫煙などの生活習慣、かみ合わせなど様々な原因によって起こります。

このようなことはございませんか?

  • 就寝時に歯ぎしりしていると家族や友人から指摘された
  • 起床したときに歯や顎が痛い、疲れている
  • 歯の噛み合わせ面がかなりすり減っている
  • 慢性的な頭痛や肩こりがある
  • 口を開けるのが痛い・開けにくい
  • 冷たいものがしみる
  • 頬の内側がでこぼこしている

歯ぎしり・食いしばりをする力はとても強いのでさまざまな悪影響を及ぼします。歯が割れたり、詰め物やかぶせ物が取れたり、歯周病の悪化や顎関節症になりやすくもなります。

歯ぎしり・食いしばり検査(保険適用)

ウエアラブル筋電計

ウエアラブル筋電計 ウエアラブル筋電計

従来は困難であった睡眠時ブラキシズムを客観的に数値で評価することが可能です。軽量で小型の「ウエアラブル筋電計」をご自宅で装着し、睡眠時の筋活動を計測します。ワイヤレスなので患者さんの拘束感はありません。計測後は専用のソフトウェアでデータを細かく解析することが可能です。

歯ぎしり・食いしばり治療の種類

マウスピースによる治療

歯列全体を覆うプラスチック製やシリコン製のマウスピース(スリープスプリントやナイトガード)を就寝時に装着することで、歯ぎしりによる歯へのダメージを減らすことができます。

ボトックス注射による治療

緊張した筋肉にボツリヌス菌由来のたんぱく質を咀嚼筋の咬筋に注射して、筋肉の緊張を弱めて咬筋の肥大を抑制することで歯ぎしりを抑えることができます。咬筋が発達してエラが貼っているように感じる場合は小顔効果も期待できます。(自由診療)

効果の継続期間

通常4~6カ月持続をしますが個人差があります。

料金表はこちら

かみ合わせの調整による治療

かみ合わせの悪さが原因の歯ぎしりは、かみ合わせの高さを調整することで緩和させることができます。

気になる方はお気軽に担当歯科医師、スタッフまでご相談ください。